早起きする女性

朝活で変わった私の一日

朝活を始めたきっかけ

私はもともと夜型の生活を続けており、朝はギリギリまで寝ているタイプでした。しかし、育児と家事に追われる日々の中で「自分の時間」を確保できずにストレスを感じるようになりました。ちょうど娘が保育園に入園し、朝比較的余裕ができたタイミングで、SNSで見かけた「朝活」の記事に興味を持ったのがきっかけです。

「早起きして静かな時間を過ごすと、心にゆとりが生まれる」といった声を目にし、自分でも試してみたいと思いました。ただし、いきなり早朝5時起きを目指すのはハードルが高かったため、まずは30分ずつ起床時間を早めることからスタートしました。少しずつ慣らしながら、自分が無理なく続けられるペースを見つけることも意識しました。

朝の時間の使い方

私が朝活で最初に取り入れたのは、軽いストレッチと読書です。起床後はまずカーテンを開け、部屋を明るくしてからストレッチマットを敷きました。簡単な呼吸法や腰回りのストレッチを5分程度行うと、血行が良くなり目がすっきり覚めていくのを感じました。

その後はコーヒーを淹れつつ、昨日の家事や育児で見落としがちな細かいタスクをノートに書き出し、優先順位を決めるようにしました。これにより、家族が起きてくる前にやるべきことを把握でき、一日を計画的に動けるようになりました。

さらに、その日の気分や季節に合わせて、15分程度の読書タイムを取り入れています。自己啓発本やエッセイ、育児書などジャンルはさまざまですが、静かな朝の空間で文字を追う時間は、自分自身を整えるうえで欠かせません。読書中に思いついたアイデアは、すぐにメモしておくことで、後から家事や育児の合間に実践しやすくなりました。

感じた心身の変化

朝活を始めてから最も実感しているのは、心の余裕が生まれたことです。以前は朝のバタバタで気持ちに余裕がなく、イライラしがちでしたが、ストレッチや読書を通じてゆったりした気分で一日をスタートできるようになりました。また、家族との会話も穏やかになり、娘と朝の挨拶を交わす時間が特別なものに感じられるようになりました。

体調面では、睡眠の質が向上したように思います。初めのうちは眠気に負けそうになることもありましたが、一定の時刻に寝る習慣を意識するようになり、深い眠りを得られるようになりました。結果として、夜の眠りが安定し、朝の目覚めもスムーズになっています。

さらに、生活リズムが整ったことで、日中の集中力が高まり、家事や育児だけでなく、自分の趣味や学びにも前向きに取り組めるようになりました。たとえば、パソコンで簡単なライティング練習を朝活の時間に組み込むことで、ブログ更新のアイデアが湧きやすくなり、以前より執筆が捗るようになりました。

朝活によって、一日の基盤が整うと同時に、「自分らしさ」を取り戻す時間を確保できるようになったことが、私にとって大きな変化です。忙しい日常の中でも、まずは10分だけ早起きしてみることで、心と体にゆとりが生まれることを実感しています。