ブランド品を買う女性

ブランド品をつい集めてしまう…

若い頃からブランド品が好きでした。憧れの海外セレブがもっているアイテムに惹かれて、欲しくてたまらなかったのです。

私が若い時は20代前半でブランド品をもっていると、華があり一目置かれる存在として見られているようで、気分が良かったです。ブランド品をもっているだけで友達より、上の存在を目指していました。私はブランド品で自分の価値をあげられると信じていたのでしょう。

最近では街を歩いていると、10代や20代でもブランド品を身につけている人をたくさんみかけます。まるで昔の私を見ているようで、懐かしくなりました。

今思うと学生の時はお付き合いする男性も、自分の存在価値をあげてくれる人を選んでいた傾向にあると思います。学歴やルックスばかりにこだわっていましたよ。

20代後半~30代にかけてブランド品や男性に対して、自分の価値をあげてくれる「単なるアイテム」だとは考えなくなりました。品物や人柄の良さを見極められるようになったからだと思います。

ブランド品は見栄を張るためではなく“伝統や品質”に惚れて、今でもつい集めてしまいます。

ハイブランドの魅力

ブランド品を身につけていると「見せびらかしたいのかな?」と勘違いする人も多いでしょう。確かにそういう人もいるかもしれません。しかし、私はブランドのもつ歴史や価値観に、共鳴するものがあり敬意をもってハイブランドを使用しています。

私が思うハイブランド魅力は2つ、

歴史や伝統がある

ハイブランドにはドラマチックな、歴史や伝統があります。創業者がそのブランドにかける思いや当時の伝統が継承されているアイテム。コンセプトや伝統を引き継ぎながらも進化を続けているハイブランドは、世界の人々から信頼されて長く愛されています。

品質やデザイン性

価格に見合った品質が担保されています。エルメスは自社の飼育場で飼育している牛の革をしたり、シャネルは香水の材料になるバラ農場を所有していたりと、質の高い素材を集めて商品を作っています。ブランド品は、高品質な素材と高いデザイン性の2つがマッチすることで、高級感がでるのでしょう。

好きなブランドの話し

好きなハイブランドをピックアップしてみました。ブランド別の魅力について迫りたいと思います。

CHANEL(シャネル)

“古い価値観にとらわれない女性像”をテーマにするブランド「シャネル」。創業者ココシャネルは、数々の名言を残しています。

中でも好きな名言は
「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」です。

年齢を重ねるにあたってその人の成し遂げてきた努力や結果が、魅力となって雰囲気にでるのだと教えてくれます。シャネルの名言を聞いて「女性として、人生を楽しまなきゃ!」と気持ちを新たにもちました。アイテムはどれも洗練されたシンプルなデザインです。謙虚さを兼ね備えたエレガントなアイテムは、どれも女性を輝かせてくれます。

PRADA(プラダ)

プラダはイタリアミラノの発祥で、イタリア王室御用達の格式高いブランドでした。時代の流れに沿って革新的な進化を続けるプラダは、現代においても高い人気を誇っています。

伝統と革新の2つを兼ね備えたブランドのコンセプトは、
「日常を贅沢に着飾る」です。

革製品を豊富に取り扱うプラダの中でも人気の素材は「サフィアーノメタルオロ」という牛革です。革の表面に型押し加工を施し、丈夫に仕上げてあります。実用的な財布やカバンは、日常的に使えるタフさとラグジュアリーな質感が特徴です。革製品以外にも三角プレートにPRADAのロゴが印象的な、ナイロン素材とカーフ素材のシリーズ“VELA”もデイリーユースに重宝します。“日常を贅沢に着飾る”というコンセプトからぶれない商品展開がプラダの魅力です。

Cartier(カルティエ)

イギリス国王エドワード七世に「王の宝石商、宝石商の王」として認められたルイフランソワ・カルティエ。ブランド名は創業者の名前から由来するものです。
芸術的でセンスの良いデザインにフランス人は魅了され、フランスの歴史と共に歩んできたハイブランドです。フランスの物語を感じるカルティエのジュエリーは、世界の王族や富豪、ムービースターから人気を集めています。

カルティエはジュエリーで有名ですが、私はカルティエの時計が好きです。上品でドレッシーなデザインが魅力的だからです。ビジネスにシーンにも使える、スクエア型のタンクシリーズをいくつかもっています。使い込むとさらに魅力がでるので娘が大きくなった時にあげようと計画中です。我が家では世代を越える一生ものの時計として、大切に使用していきます。

ハイブランドで1番好きなのはルイ・ヴィトン

私の好きなブランドを紹介してきましたが、一番好きなブランドはLUIS VITTON(ルイ・ヴィトン)です。好きな理由は、たくさんあります。
まずは、ルイ・ヴィトンの掲げるコンセプトが好きです。ルイ・ヴィトンのテーマは、旅です。「旅を楽しみ、人生を楽しむモノづくり」をコンセプトにしています。人生という旅を通してたくさんのアイデアに触れるようなメッセージが魅力的です。

次にルイ・ヴィトンのデザインが、日本と深く関係しているところも親しみを感じます。1867年代に日本の伝統芸能が世界に認められはじめ、フランスを中心に日本ブームが巻き起こったのだとか。そんな中、ルイ・ヴィトンは日本の「市松模様」に感銘を受け、ダミエをデザインしました。ルイ・ヴィトンの代表的なデザインである、モノグラムも日本の伝統文化である「家紋」を参考にデザインされそうです。日本の伝統文化を取り入れたルイ・ヴィトンに、私は親和性を感じています。

コンセプトや歴史も好きな理由ですが、なんといってもデザインがタイプです。
最近愛用しているバッグはダミエ柄の「ネヴァーフルMM」で大きなトートバッグです。荷物がたくさん入るので、家族で出かける時も便利です。収納力と機能性、丈夫なところが人気を集めていると思います。

モノグラムの定番である「スピーディー」ももちろんもっています。最近は若い世代の女性も、ヴィトンをもっている人が多いので「モノグラムってレトロ?」と感じてしまって、あまり使わなくなってしまいました…。

プチ断捨離をしました

ハイブランドの魅力に魅せられて、ついつい集めてしまうブランドアイテムを整理することにしました。ルイ・ヴィトンをたくさんもっている中でもトレンドのものを使う機会が多いので、使わないシリーズを整理することに。

今回買取りにだす基準は、モノグラムとマルチカラーのラインです。モノグラムの中でも「リボリー」は実用性があるので残し、他は流行の交代がきたと自分に言い聞かせ買取にだすことにしました。マルチカラーは個性的なデザインで使用回数が少なく、現在は廃盤の商品です。「売れるのか疑問」でしたがこちらも買取へ!

不要なブランド品を振り分けていると、かなりの数になりました。店頭で売るのは面倒になってきたので、オンラインで買取・査定をしてくれるサービス「エコリング」を活用してみましたよ。送信するだけでした。モノグラムのスピーディー30は定価の約50%、マルチカラーは定価の40%ぐらいの価格で査定してもらい、予想外の高価買取となりました。査定後の配送も簡単でビックリです。宅配キットを使って商品を詰め込み、こちらの負担なしで配送を依頼できちゃいましたよ。今回買取で得た売り上げを、新しいシリーズのバッグを購入する予算に充てたいと思います。