照明を変えるとお部屋の雰囲気も一気に変わるので、最近はいい照明がないか探しています。探し始めたら、どんどん素敵な照明を見つけてしまって、「あれも欲しい!これも欲しい!」という状態に。あと、照明って何気なくあるので気づきませんでしたが、けっこうなお値段がするものもあって、想像もしていなかった形の灯かりもあり、奥が深いなぁと感じています。
照明の役割
照明は、暮らしになくてはならない存在ですが、単に部屋を明るく照らすだけではありません。空間を彩るインテリアとして存在感の強い存在であり、照明に少しこだわるだけで、暮らしをもっと楽しく豊かにしてくれます。
家族の写真、お気に入りのソファやデスクだけをピンポイントで照らして、他の明かりをあえて絞ってみると、空間にメリハリが生まれます。
間接照明をつけると、家具や観葉植物の陰影が壁や天井に移り込んで、それがひとつのフォーカルポイントになってくれます。
お気に入りの照明メーカー
ここでは、私が調べてみて「欲しいかも!」と思ったランプを手掛ける照明メーカーについて紹介します。
Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)
高級照明といったら、まずはルイス・ポールセン。1874年にデンマークで創業した照明メーカーです。代表作のPHペンダントランプは、見た目が美しいではなくて、まぶしさも抑えられた精巧なつくり。写真で見ると暗そうに見えるのですが、実際にPH5をダイニングに採用している友達に見せてもらったところ、真下にあるテーブルはしっかり照らしてくれて、空間に濃淡はつけつつも生活するのにはまったく困らない絶妙な精密さ。すごく質のいい照明でした。
LLADRO(リヤドロ)
リヤドロは、もともとは陶器人形(フィギュリン)のメーカーです。そういえば、お友達の家におじゃましたとき、こういった陶器人形を置かれている家もあったなぁと思い出しました。照明も、陶器人形を彷彿とさせる愛らしさ。とくに、卓上ランプはぷっくりとしたフォルムが素敵で、ナイトテーブルの上に飾って読書をしたら素敵だろうな……と妄想しています。
FLOS(フロス)
書斎やワークスペースなど、スタイリッシュにしたい空間にしっくりくるなぁと思ったのが、フロスの照明です。存在感がありながら周りのインテリアにスッと馴染む、まるでオブジェのようなライトです。背の高い人がお辞儀をしているようなフォルムのArcoは有名ですね。どこにおいてもフロスの照明は周囲の調度としっくりと馴染む気がしますが、Arcoはぜひとも書斎に置いてみたい照明です。